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≪ラミネーターの選び方≫ |
ラミネーター選びは加工するサイズ、フィルムの厚さなどで変わってきます。性能や使用条件を一覧表にしました。 |
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@「加工するサイズ」について |
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ラミネーターを選ぶ上での最初の基準は加工できるサイズです。 一般的に使用されるラミネーターは「カードサイズ」、「A4サイズ」、「A3サイズ」の3タイプです。 基本的には、カードサイズまでの加工でしたら「カードサイズ対応」、A4まででしたら「A4サイズ対応」で問題ありません。 しかし 名刺やプライスカード、ハガキだけしか加工されない方でも、A3対応の大きな機種を選ぶ方が多いようです。 その理由は効率です。カードサイズを加工する時に、小さな機種で1枚ずつ処理するのと、大きな機種で4〜5枚平行してやるのでは処理速度が4〜5倍になります。また、大きなサイズも加工できて、何かと用途が広がり便利です。 ラミネーターには「大は小を兼ねる」という言葉がぴったりです。 置き場所とご予算に余裕がある場合は少し大きめのラミネーターをおすすめします。 |
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並べて加工すると、4〜5倍の速度で加工できます。 |
A「加工する厚さ」について |
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ラミネーター選びには加工するフィルムの厚さにも注意が必要です。 フィルムが厚くなると、ラミネート加工に必要な熱量も増えます。そのため、推奨よりも厚いフィルムを加工すると、熱不足となり、白っぽくなってしまう場合があります。また、厚くてラミネーターに通らない場合や、通っても途中で止まってしまう場合もあります。 お使いになるフィルムの厚さに合ったラミネーターの使用をおすすめします。 各フィルムの特長は下記の通りです。 |
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B「一度に連続して加工する最大枚数」について |
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一度に連続して加工を行うと、ラミネーターによっては徐々に熱が不足し、加工後に白っぽくなったり、再び温まるまで待たなければならなくなります。この連続枚数はラミネーターの熱量(ワット数)やローラーの太さ・数などによって変わってきます。 一度に2〜3枚加工するのであれば、特に気にする必要はありません。 上記の表の加工枚数を目安にして下さい。 |
C「仕上がり」について |
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ラミネート市場で販売しているラミネーターはどれもきれいに加工でき、「濡れない・破れない・汚れない」というラミネートの特性を活かす通常の利用では全く問題ありません。 しかし、ラミネーターの構造により、加工仕上がりに若干差があるので、用途によってお選び頂ければと思います。 ラミネート市場のラミネーターには2本ローラー、4本ローラー、6本ローラーの3タイプがあります。ローラーの本数が多いと、仕上がりもよくなります。下図にそれぞれの構造と特徴をまとめました。 |
[図の説明] ※ヒートローラー:フィルムに熱を加えるローラー ※プルローラー:フィルムを引っ張りながら冷やすローラー |
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≪2本ローラー≫ |
≪4本ローラー≫ |
≪6本ローラー≫ |
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仕上がり:ふつう |
仕上がり:きれい |
仕上がり:かなりきれい |
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LPC0120、LPD2313、LPD3213、 CUBICシリーズ |
LPD3216、LPD3211 |
LPD3212 |
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ヒートローラーのみで加熱・圧着・フィルム送りを同時に行います。やや安定性に欠け、A4・A3など大きなサイズを加工するとフィルムが反り気味になることもあります。(カードサイズでは反りはあまり目立ちません) ラミネートの「濡れない、破れない、汚れない」という特性は十分に得ることができます。 |
フィルムをヒートローラーで加熱し、プルローラーで引っ張りながら圧着します。反りが抑えられ、きれいに仕上がります。価格と仕上がりのバランスがよく、パーソナル利用でもある程度仕上がりにこだわる方にはおすすめします。 | 4本のヒートローラーで効率よく加熱し、2本のプルローラーで引っ張りながら圧着するため、そりの少ない美しい仕上がりとなります。仕上がりにこだわる方、お仕事でラミネートを使われる方にはこの方式をおすすめします。また安定した熱供給ができるため、一度に大量の加工をされる方、250ミクロンなど厚いフィルムを加工される方にもおすすめ致します。 |
D「最大加工厚さ」について |
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最大加工厚さはフィルムと加工物(コピー用紙や写真)の厚さを合わせたものの最大値です。 定めれられた値以下でしたら問題なく加工できます。定められた値を超えた厚さのものを通すと、途中で詰まったり、ラミネーターが壊れてしまう恐れがありますのでご注意下さい。特に押し花や凹凸のある紙では注意が必要です。 ラミネーターごとに最大加工厚さが若干異なるので、フィルムの厚さ、加工物の厚さによってラミネーターをお選び下さい。 |
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最大加工厚さはフィルムと加工物(コピー用紙や写真)の厚さを合わせたものの最大値です。 |
E「逆回転機能」について |
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逆回転機能とは、万が一フィルムがローラーに巻きついてしまった時、投入したフィルムが出口から出てこないと気付いた時に、ローラーを逆回転させて、フィルムを取り出す機能です。 ラミネーターの故障で最も多いのが巻き込み故障で、原因の多くはフィルムを逆から(開いている方から)ラミネーターに通してしまうことと、正しく紙をセットしていないことです。一度巻き込んでしまうと、簡単には取り出せず、有料修理になってしまう場合があります。 逆回転機能がついていれば、途中で失敗に気付いてもすぐに対処でき、安心してお使い頂けます。 (フィルムを全て巻き込んでしまった場合、逆回転機能だけでは取り出せないこともあります。) |
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![]() 逆回転 |
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図1:巻き込んだ状態 |
図2:取り出し |
F「スピードコントロール」について |
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業務用タイプにのみ装備されている機能です。大量の加工をする時にスピードを上げたり、紙とフィルムの相性によってはスピードを落としたりと、より高度なラミネート加工をする際に使用する機能です。 |
G「温度調節」について |
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ほとんど全てのラミネーターに装備されている機能です。フィルムや加工物の種類によって温度の設定を変更します。一般に白っぽくなる場合は温度を上げ、波打ったように凸凹ができる場合は温度を下げます。 フィルムや紙の種類に応じた 最適温度は各機種によってことなります。取扱説明書や本体に目安が記載されています。 |
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(例)CUBICの温度調整ダイヤルと参考加工表 |
H「ウォームアップ時間」について |
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ラミネーターはアイロンのような電熱器ですので、温まるまでにやや時間がかかります。このウォームアップ時間はワット数やローラー本数、ローラーの太さ等によって変わってきます。また、周囲の温度によっても大きく異なり、気温の低い冬季はウォームアップ時間が長くなります。機種によって異なりますが、ウォームアップが終わって準備完了となると、ランプが点灯したり、ブザー音が鳴ってお知らせします。 |
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